2017.04.17 月曜日

豊橋発:社長にしか分からない言葉

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ドラッカーのどこがすぐれているかと言えば,それは社長にしか分からない言葉を知っている点だと思う。マイケル・ポーターは経営戦略を分析的にとらえ総合的な判断を支える。ドラッカーは社長の内面を描き社長しか分からない言葉を使う。

 
 たとえば,ドラッカーのこんな言葉はどうだろうか。
 
「重要なことは,未来において何が起こるかではない。いかなる未来を今日の思考と行動に織り込むか,どこまで先を見るか,それらのことをいかに今日の意志決定に反映させるかである」
 
 ドラッカーは時間軸を重視して短期,長期に分けて計画を立てていくことが必要とする。しかし,それは「予測ではないという。」「未来は予測できない。」とも言う。その上で,未来を考えろとドラッカーは言う。なぜならそれは「今」を決めるために必要だからだ。
 
 このドラッカーの言葉は社長でしか実感できないのではないだろうか。社長だけがリスクを引き受けることができる。リスク=不確定である中でそれを引き受けて決断できるのは社長だけである。
 
 もちろん,こういうことは読んで理解することができるだろう。しかし,人や組織に真に責任を持ったことがあるものでしか実感できない。
 
 ドラッカーが引用するこんなカーネギーの墓標もどうだろうか。
 
 「おのれより優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る」
 ( Here lies a man who kenw haw to bring into his service men better than he was himself. )

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