2013.09.19 木曜日

豊橋発:「高次脳機能障害の等級認定」

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高次脳機能障害は,脳の知的な機能(言語・思考・記憶・学習・注意など)に関する障害です。
交通事故で脳に外傷が生じた場合に発症することがあります。
 
障害の内容には,様々なものがあります。
主な症状の一例としては,以下のようなものがあります。
①知的障害
  物忘れ,計算能力の低下,集中力の低下,判断能力の低下,複数の行動を同時にできなくなる等
②性格や人格の変化
  大声を出す,怒りっぽくなる,暴力をふるう,わがままになる,自発的に行動しなくなる,反社会的な行動をする等
 
そして,自賠責保険の後遺障害等級認定の実務でも,高次脳機能障害は特に専門的な審査体制に基づいて判断されることになっています。
事故後の意識障害の程度と長さ,家族や介護者が気づくような日常生活の問題があるかどうか,脳の画像に異常が発見されているかどうか等が,判断のポイントとなるようです。
等級としては,重いものから1級3号,2級3号,3級3号,5級2号,7級4号,9級10号といった判断区分になります。
 
高次脳機能障害には様々な症状がありますので,そもそも事故による障害なのか判断が難しい場合もよくあります。
ですので,特に事故後急に性格が変わった,記憶力がひどく落ちたというような症状がある場合には,一度医師に高次脳機能障害の疑いがないか確認してみるとよいでしょう。
また,高次脳機能障害に関する等級認定の手続きがわからない場合や,実際に出された等級認定やそれに対する賠償金額が適正かわからないという場合は,一度弁護士にご相談ください。
 
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