2013.10.21 月曜日

豊橋発:機械屋のオッチャン

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 昨日、機械屋のオッチャンといっぱい飲んでいた。  この機械屋のオッチャンの言うことはいつも含蓄が深くて、ブログネタになる。

 
「先生、わし、最近は政策よりも経済に関心があるんですわ。世の中の経済が変わっていて、なんかもやもやしとるんです。」
 つまり、こうだ、世の中、不況といっても長引いている。グロバリぜーションもどんどん進んでいる。世の中の経済のあり方の根本が大きく変化しているのだという。
 
 確かにそうだ。  世の中、大きく変化している。私はこの変化は「構造的」なものである気がしてならない。不況で潰れる企業もたくさんあるだろうが、構造変化の中で成長の種を宿している企業も多い気がするのだ。世の中の変化はやがて目に見える形になって現れるだろう。そのときは波になっている。波に乗る会社は今から種を宿しているかもしれない。
 
 同席していた中小企業家同友会のスタッフもおもしろいことを言っていた。一昨日の国際会議を傍聴して、FTAが中小企業の発展を阻害するのではないかという質問がフロアからあったそうだ。あるインドネシアの経済学者はいまさらなぜそんな質問をするのだというような対応だったという。
 
 グローバリゼーションは既に進行済みだ。もう、その是非を問うような時代ではない。進行するグローバリゼーションの中で、いかにその国らしさを発揮し、他国の企業との差別化をはかることが今の中小企業の課題だ。
 
 機械屋のオッチャンは言う。  「差別化っていっても、アルミの技術があるとか、この仕事ができるとかいうけどね。うちは何でもできるというのが差別化だと言うとるんですわ。どんな図面も見せられてもやりますと言います。」
 
 そうだ、  特定の技術に秀でることは結果でしかない。時代にあわせて、時代の要求に応える才能、技術、組織、行動、これこそが差別化の最たるものだ。同じことは、中国進出に成功した溶射屋のオッチャンも言っていた。