2014.04.08 火曜日

豊橋発:2つの交通事故によって損害を被った場合

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交通事故によって損害を被った場合、被害者としてはその加害者に対して損害賠償請求することになりますが、第1事故により傷害を受けた後に第2事故によって傷害を受けた場合はどうでしょうか。
 
ここでは、共同不法行為の成否というものが問題となります。
第1事故による症状が固定した後に第2事故が発生したのであれば、それぞれ単独の不法行為として、それぞれの加害者にそれぞれの損害について賠償請求することとなります。
これに対し、第1事故による症状が固定する前に第2事故が発生したのであれば、共同不法行為の成否を検討する必要があります。
 
被害者として共同不法行為を主張するメリットは、損害を受けたが、その損害が第1事故によるものか第2事故によるものか峻別できないとき、それらの加害者をまとめて相手方として、全損害の賠償請求することができるということにあります。
加害者らに連帯責任を負わし、各加害者がどれだけ損害発生に寄与しているか、どういった割合で責任を負うべきがという議論は加害者間で後で話し合ってくれ、ということになります。
 
共同不法行為には様々な法的論点があり、学説において議論が錯綜し、判例の立場も必ずしも明確でない難しい分野です。
複数の交通事故にあった場合には、1度弁護士にご相談いただければと思います。