2014.04.08 火曜日

豊橋発:車両損壊による車両保険金請求において、故意に車両損壊を発生させたか否かが争われた事例

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保険契約においては、保険契約者又は被保険者が故意又は重過失によって保険事故を発生させた場合、保険金の支払がされないと規定される例が多くあります。

 まず、前提として、現在の実務では、保険金を請求する側は事故の発生を立証すれば足り、請求を争う保険会社側が故意又は重過失を主張立証することとなっております。
 そこで、どのような事実を主張立証すれば故意又は重過失が認定出来るかが問題となります。
この点、大阪高判平成23年9月28日は、①本件車両及びその入手の経緯等、②保険契約者宅から本件現場までの行程に関する保険契約者の供述、③本件現場の状況、④本件事故の状況、⑤本件事故後の保険契約者の行動、⑥本件車両の状況、⑦保険契約者の本件事故状況に関する説明等について認定した上で判断しました。
この判断項目は、故意又は重過失の判断に際して非常に参考になります。