2014.05.13 火曜日

豊橋発:事故による頸椎の生理的前弯の消失(ストレートネック)

 

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 不幸にも交通事故に遭遇してしまったあと、首の痛み、肩こり、頭痛、めまいなどの症状が残ることがあります。

 その症状は、もしかすると、生理的前弯の消失(ストレートネック)かもしれません。

 本来、頸椎(頚の骨)は前にカーブしています。しかし、これが事故時の衝撃により、まっすぐになってしまっている状態をストレートネックといいます。頸椎はカーブすることで、重い頭を支え、衝撃を吸収する役目を持っています。

 ストレートネックなってしまうと、頭の重さを首の筋肉だけで支えなくてはならなくなり、首筋肉が緊張して、肩こり、首の痛みが出るようになります。また、頭痛やめまいなどの症状が出る場合もあるのだそうです。

 事故の衝撃によってストレートネックになってしまった場合、これらの症状は事故が原因ですから、加害者に損害を請求することができます。

 具体的には、ストレートネックによる神経障害が残った男性について、後遺障害等級14級と認め、しかも、症状固定後37年間、労働能力喪失率5%で逸失利益を認めた裁判例も存在します(東京地裁平成7214日判決)。

 事故後に急に首の痛みや頭痛・めまいなどが生じ、これの改善が見られない場合、ストレートネックの可能性も考えてみるべきかもしれません。