2014.12.08 月曜日

豊橋発:ネットワーク組織

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 最近企業連携について考えている。
 
 そこで、あらためて、経営学の教科書を見てみると、ネットワーク組織論のことが紹介されていた。調べてみると京都大学に若林直樹先生という方がいて、ネットワークのことについていろいろ書いている。
 
 私の専門ではないが、こうした教科書を読んでみることもたまには有益だ。本当はじっくり読みたいのだが、時間が確保できない。
 
 ネットワーク組織というのは、教科書的には
「特定の目的達成を目指して、分権された自律的な個人や集団、組織が水平的なネットワークを通じて緩やかに結合して、協働の規範や制裁のメカニズムを共有しながら、市場や外部環境を基準として自己組織的に柔軟に組み替えることのできる組織構造」
 
 ということらしい。
 
 この定義ではさっぱり分からない。
 あまりにも大きく包括しようとして、定義が複雑化してしまったという感じだ。何でも入れればいいというものではない。
 
 要するに、特定の目的を実現するために仲間が集まって、対等な関係として行動するというところか。ジャズのジャムセッションみたいなものですな。
 
 若林先生の教科書では、メリットとして次の5つをあげる。
① 特定の目的達成のために有能な人材、集団が集まるのでイノベーションが起こりやすい。
② ネットワークを通じた頻繁な情報交換により、環境の理解を促進し、正しい判断を得やすい。
③ パートナーとの情報交換、協力などを通じて、取引の合理化、発展を得られる。
④ ネットワークを形成することにより相互の信用を利用して社会的信用を高められる。
⑤ 個人の主体性が発揮される。
 
 若林先生の教科書ではネットワーク組織論についておもしろい言葉出てくる。
① 戦略的提携
  この戦略的提携というのは、特定の目的をかかげ、目的に沿った形でネットワーク組織を作り上げていく過程を言う。リーダー企業が発起人となり、目的的に人を集めていく手法だ。
② ネットワークこそが経営資源である。
  これは難しいので、別の記事にしたい。