2014.12.08 月曜日

豊橋発:中小企業のグローバリゼーション

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 現在私たちは中小企業製造業の海外進出のあり方を研究している。
 その研究の一つとして中国東営市経済開発区を訪問している。
 
 グローバリゼーションが進展して、世界の経済情勢は大きく変化した。中国の経済力が向上してきたため、単なる「安い労働力」を求めるだけでは中国の魅力は失われている。
 
 そうは行っても中国は依然「安い労働力」現場ではある。東営市でだいたい月額1200元ぐらいだろう。しかし、最近は社会保険が完備し始め、だいたい給料の25%が社会保険料となっているようだ。
 
 日本以外のアジア諸国で中国の魅力は比較的インフラが整っている点にある。例えば電気だが、全国的には改善されつつあり、東営市では停電はない。仕入、物流ともそれなりに整っている。材料、工作機械の導入でも中国製を利用することも可能だ。これらは他のアジアにはない魅力だ。
 
 もう一つの魅力は中国が市場になりつつある点だ。経済発展著しい中国の企業はかなり実力をつけている。中国国内の消費者を狙って日系企業が生産の場を移している。日系企業の進出は日系企業をお客さんとしている中業企業にとっては魅力的だ。中国進出した大企業は中国でも日本と同じような質、信用を得られる日経中小企業を求めている。
 
 リーマンショックでドルに依存する生産方式はまずいと考えている大企業もあるだろう。震災によってリスクを分散させるために現地生産を重視する傾向もあるだろう。強烈な円高によって国内でやるには限界があると感じているかもしれない。
 
 こういった事情をいろいろ考えると、中小企業にとっても近時は海外進出を決める上では重要な時期になっているだろう。
 
 しかし、そうはいっても中小企業が海外進出することは並大抵のことではない。初期投資に相当必要な金額が必要だ。投資初期には借金をかかえて体力のない企業には無理かも知れない。