2014.12.22 月曜日

豊橋発:エネルギー革命と中小企業の使命

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 先日、大阪のある中小企業を訪問した。この会社は精密計測器の製造販売をしている会社だが、何年も前からLEDによる電灯の開発を進めてきた。蛍光灯に変わるLED家庭内灯、水銀灯に代わるLED街灯など開発し、今では大企業も一目置く高技術に到達している。今では各地の公共施設にこの会社のLEDが利用されるようになりつつあるという。
 
 福島第一原子力発電所事故によって日本はエネルギー政策を根本から改められようとしている。というか、改めなければならない時代に来ている。全国的に節電が呼びかけられ、多く企業、家庭がこれに応えている。
 
 でも、私たちは別に電力会社のために節電しているわけではない。日本のエネルギー全体が足りなくて危機だから節電している。でも、それだけでもない。節電が何かいいこと、環境にいいことだと思って節電している。
 
 太陽光を利用することはいいことだ、電灯をLED灯に置き換えることはいいことだ、と思っている。私たちは地球温暖化というもう一つの大きな環境問題を解決しなければならないと思っている。
 
 日本がエネルギー革命の時代に入ろうとしている、あるいは、入らなければならない、というのは日本社会のあり方が大きく変わることを意味している。それは「持続社会」がキーワードになるだろう。
 
 文明が発達して私たちは便利な生活から離れることはできない。しかし、石油資源などのエネルギー、地球のCO2吸収能力は限られた資源だ。その限られた資源の中で便利な生活をするためには、便利なものとどうでもいいものを区別し、技術の発展させる以外に解決はない。
 
 エネルギー政策の転換期にあって求められるのは小さな積み重ねだ。日常生活での小さな工夫、社会のあらゆる場面での技術革新の積み重ねが必要だ。この技術革新は大企業では限界がある。現場の情報をどん欲に取り上げて商売にしてしまう中小企業こそが成し遂げることができる。
 
 中小企業は地球温暖化、省エネルギー、脱原発に向けて小さくとも新たな需要を掘り起こし、大企業はない、きめこまかな社会貢献を果たしていく時期にきているし、そうすることで事業が発展するし、そうすることが事業の発展する社会にしなければならない。