2015.03.17 火曜日

豊橋発:マネジメントとは何か。経営者の資質 

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私はマネジメントというのは、事業の持つ資源の全てを目的実現のために最適化を図る作業であると思う。経営者は事業(マーケッティングなど)、組織、社会関係(社会的信用、社会的な貢献)などあらゆる場面を総合的に考えて、目的に向かって人、もの、金の全ての資源が最適化するよう戦略を立て、行動しなければならない。マネジメントというのはその全てであると思う。

 ドラッカ-「マネジメントⅢ」(日経BP社)を読み始めた。これはⅠ、Ⅱから続くシリーズだ。やや分厚いので買ってから読み始めるのにちょっと勇気がいる。
 
 この著作の始まりはマネジメントとは何かという問題提起から始まる。ドラッカーは「『マネジメント』という言葉は、どうにもつかみどころがなく、ほかの言語に翻訳できない。」と表現する。
 
 確かにマネジメントというのは事業のあらゆる場面で必要とされる。顧客獲得の場面でもマネジメントという言葉は使われる。人の扱い、部下の扱いの中でも使われる。社長にもマネジメントという言葉は使われ、部長と言った責任者にも、部下を持たないエキスパートにも使われることがある。
 
 私は、マネジメントというのは、「事業の持っている全ての資源活用を事業目的に沿って最適化する作業」ということではないかと思っている。マネージャーは利益獲得、顧客獲得に向けて経営資源の全て、あるいは任された部門の全ての最適化を図る必要がある。
 
 人が10人いれば同じことをさせるのではなく、分業することによって大きな利益を引き出す。分業化が最適化であり、マネジメントである。
 
 最適化というのはいかに重要であるかというのは論を待たない。
 同じ資源を使ったとしても、最適化がどの程度はかられるかによって生産性はまるで違う。一つの畑でも、何を作るかの目的を明確にし、いつ種付けをするのか、農作業の順序はどうするのか、村の人との共同化を図るのか、それにまつわる様々な要素を組み合わせて最適化を図る必要がある。うまく機能しなければ収穫は少なくなるだろう。
 
 私は経営者とそうでない者との違いはマネジメントを身につけようとするか否かによって別れるように思う。経営者たるもの、資源を最適化し、さらにより有効な最適化はないか模索するという姿勢が必要だ。