2015.04.08 水曜日

豊橋発:組織は戦略に従う

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 ドラッカーにいくつか重要な考えがある。たとえば利益は活動の制約要因である、責任ある労働者とか、事業の目的は顧客の創出であるとか、いろいろある。そうした重要な考えの一つに「組織は戦略に従う」という考えがある。
 
 このテーゼはチャンドラーが述べたものであるが、ドラッカー流マネジメントでも最も重要な考えの一つだ。
 
 ドラッカーは言う。「組織は放っておいて進化するものではない。」「ギリシャの神殿やゴシック様式の大聖堂と同じく、直感だけでは築けない。」組織について「目標と戦略」を持ち、「組織の構成要素」を見極める必要がある。目標と戦略に従って、組織の構成要素をとりそろえ、組織設計をおこなっていく。
 
 だから、「組織は戦略に従う。」
 「組織は生き物のようあものであり、企業ごと、企業ごと独自性を持つ。効果的で安定したものであるためには、組織は戦略に従わなければならない。」。それは組織目標を実現するために用意できる資源が最大限目的効果を発揮するよう適切な配置を行い、実践し、修正する過程にそって、組織が生き物のように徐々に形を整え、成長していく様子でもある。そこには「『理想的』あるいは『普遍的』な組織モデルを一律に当てはめようとして、組織をひどく混乱させた事例は少なくない。」
 
 ところで、ドラッカーの「戦略」というのは「当社の事業は何か、何を事業にするべきか、将来の事業は何だろうか」という問いに対する答えであるという。
 
 たとえば、ありきたりだが、中小製造業の事業は部品生産とメーカーの要望に応えるサービスであると事業を定義した場合、それにそって組織を組み立てることになるだろう。事業では品質だけでなく、ジャストインタイムに答えるだけのサービスも必要だろう。メーカーが求めている新しい素材を提案すること、あるいは期待の一歩先を提案することも事業に含まれるかもしれない。
 
 この場合の組織の構成要素の組み立てはそれにふさわしいものになる。特に組織の中核となる社長、マネージャーはどの部門との関係を作り上げることが組織活動の最効率化を図れるかを検討することになるだろう。