2015.06.01 月曜日

豊橋発:金融円滑化法あと1年

法律相談はE&J豊橋法律事務所の弁護士が対応いたします。

 

 

 Yahoo知恵袋というのがあって、それに回答してみた。

09年12月に施行された「中小企業金融円滑化法」により融資を受けた推定30万社はどの程度生き残れますか?
モラトリアムもあと1年・・・・・。

 

どの程度生き残るかはわかりませんが、大きな問題が起こる可能性は高いです。
 
リスケによって支払い猶予となった事業者は普通は銀行での格付けが落ちます。格付けが落ちた場合には、金利や保証料が上昇するほか、追加融資が受けられないという極めて深刻な事態となります。円滑化法によって直ちに格付けは落ちていないかもしれませんが、銀行の信用を失っていることは間違いありません。
 
ところで、円滑化法が期限切れになったからといって直ちに貸しはがし状態になるとは考えられません。しかし、徐々に貸しはがしが始まることでしょう。今のうちから事業計画を正確に作り上げ、少しでも元金返済できるよう銀行対応をしっかりとしておかなければなりません。
 
もし、あなたが融資のコンサルや銀行対応に詳しい会計士さんを知らなければ、担当の銀行員と相談してもかまいません。事業の生き残りをかけて徐々に返済の状態を回復させるにはどうしたらいいのか、一回の返済額を少しでも小さくするにはどうしたらいいのかを銀行員に相談したらいいでしょう。よく応えてくれなければ、支店長に伝えてよく応えてくれる担当者に変えてもらえばよいかと思います。