2015.08.25 火曜日

豊橋発:交通事故 事業主の損害

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個人事業の事業主が事故により死亡したり、廃業を余儀なくされた場合に会社そのものの損害は賠償請求できるだろうか。

 
 例えば、設計など社長個人の技量に会社経営が依存している場合、社長が事故にあって図面が書けなくなると会社はつぶれる。この場合、会社そのものが年間1000万円程度の利益を上げていれば、会社は被害者として会社の逸失利益を請求できるだろうか。
 
 こうした企業の逸失利益については会社が廃業を余儀なくされるような事情がある場合は一定期間の逸失利益が考慮される。
 
 問題は事業が継続するような場合については原則として否定されてしまう。最高裁は会社経営の中で被害者の技量がしめる割合などを考量して決めるとしている。
 
 私の担当した事例では特殊技術の一任会社の事例だが10年分の企業の逸失利益を認めた。