2015.10.06 火曜日
豊橋発:高次脳機能障害の「高次」の意味
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人がやってくると、音や目で人がやってくると判断します。このときに、目で見て「人の映像」を認識します。音を聞いて「人の音」を認識します。人の映像が脳に行くのですが、それが「人」という知識に当てはめて判断する作業があります。「人という認識」と「人の映像」が脳の中で結びつくわけです。音も同じです。「人の音」と「人の認識」とが結びつきます。
このように脳の中ではいくつもの情報を結びつける「かけはし」のようなものがあります。この「かけはし」の部分が「高次」脳機能と呼ばれるものです。つまり、人の映像が第一次の機能とすれば、結びつけるという作業はさらに高度な作業ということで「高次」とついている訳です。
結びつけるのはもちろん、神経どうしのつながりですから、この神経のつながりが壊されてしまうことをびまん性軸索損傷と呼んでいるのです。
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