2013.07.26 金曜日

豊橋発:「事故から2年で消滅?!損害賠償請求権」

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「事故から2年で消滅?!損害賠償請求権」

交通事故にあってけがをしたりすると、相手方やその保険会社に対して損害賠償請求ができます。
でも、この損害賠償請求もいつまでもできる訳ではありません。
交通事故の場合も、消滅時効という制度があり、一定期間、請求などをしないでいると、損害賠償請求権自体が消滅し、請求できなくなってしまうのです。
では、どのくらいの期間で消滅してしまうのか。
交通事故の場合、保険会社に対する請求は2年、相手方(加害者)本人に対する請求は3年となっています。
この期間の間に、時効中断という特別な手立てを講じない限りは、2年ないし3年で請求権は消滅します。
特に損害額が高額な場合には相手方本人では支払いが困難な場合が多く、保険会社に対する請求が重要なので、2年と考えておいた方がよいでしょう。
なお、この期間のカウントは、特殊な場合を除き、交通事故が起こった時から始まっていると考えるのが通常です。
交通事故にあってけがをしたけど、病院に通ったり、保険会社と連絡が取りにくかったりすると、1年くらいすぐに経ってしまうこともあります。
そうすると、あと1年で、すべて請求できなくなってしまうのです。
心当たりがおありになる方は、再度、事故の日からの期間を計算してみてください。
なお、事故から時間が経ってしまっていても、時効中断という特別な手立てを講じれば、損害賠償請求権は、2年経っても消滅しません。
この特別な手立てについては、次の機会に。