2016.02.22 月曜日

豊橋発:ストラクチュア・ホール(Structure Hole) 

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 経営学の入門的な勉強の続きです。

 ストラクチュア・ホールというのはソーシャルとソーシャルの隙間のことを言う。と行っても何のことかさっぱり分からないが、1つの社会と別の社会がつながっていなければ社会と社会の間に隙間が存在することになる。そうした隙間のことをストラクチュア・ホールと呼んでいる。

 Aという商圏とBという商圏との間に隙間があって断絶していれば、そこにストラクチュア・ホールがあるということになる。このストラクチュア・ホールをつなぐ役目の者が現れると、この者はAとBとの橋渡しになり、大きな利益を得るチャンスを得ることになる。これがストラクチュア・ホールの意味だ。

 生産者→農協→1次卸し→2次卸→小売→消費者という構造があるとき、生産者と消費者との間には断絶があり、ストラクチュア・ホールが存在する。それを埋める役割を果たす者があれば大きな利益を得る。

 こんなことはある意味当たり前で、紀伊国屋文左衛門が「紀州のみかん」と「江戸の消費者」との隙間を埋めて、大もうけしたことは誰でも知っている。「つなぐ」ことの重要性は商売のイロハのイだ。

 問題はどんなソーシャルをつなぐのかという点だ。弱いが幅広いネットワーク、広くはないが強い結びつきがありアウンの呼吸で動けるネットワーク、世の中様々なネットワークあるが、その組み合あわせもイノベーションを生み出す上では重要と言うことになる。

 抽象的な話のように聞こえるが、社会のネットワーク(ソーシャル)は多様に存在する。例えば、ブログやフェスブックのつながりがある。この膨大で広がりがあるが結びつきの弱い関係はどのように利用されるのであろうか。例えば、自分の商売、共同事業者、連携企業など強い結びつきとはどんなコラボレーションが可能なのだろうか。

 ストラクチュア・ホールの重要性は、片やソーシャルネットワークの多様なあり方についての分析的な視点、片やその組み合わせが生むイノベーションの妙を科学的に分析していく視点を持っている点にある。

 さらに、ソーシャルネットワークとソーシャルネットワークとの結びつきがどんな新たなソーシャルネットワークを生み出すかを科学的に分析していく点で意味のあることだと思う。