2016.04.18 月曜日

豊橋発:交通事故 側頭部外傷と難聴

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 交通事故によって側頭部に強い衝撃を受け、難聴が発生することがあります。
 頭部外傷に伴う難聴は次のようなものがあるそうです。

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頭部外傷性の難聴


 
(1)が最も多いですが、(1)~(4)は合併することも多く、難聴の原因は複雑であることもしばしばです。予後については障害部位や程度、治療の開始時期などによってさまざまです。経過によっては時期を逸することなく積極的な手術的治療を早期に決断する必要がでることもあります。

(1) 内耳震盪(ないじしんとう)
頭部外傷による難聴の原因としてもっとも多い。受傷後、脳、側頭骨、鼓膜、中耳にレントゲン検査、CT検査などの諸検査で異常がないにもかかわらず難聴(程度はさまざま)、時に耳鳴り・平衡感覚の障害がでます。早期治療が重要で、突発性難聴に準じた治療(主に点滴治療)が行われます。

(2) 耳小骨転位(じしょうこつてんい)
耳小骨の連結に異常が出たり、連結がはずれてしまったりしたりしたもの。内耳震盪を合併していることも多いです。耳小骨周辺に出血などを伴うことも多く、受傷後の早期の診断は容易ではありません。手術適応となります。

(3) 外リンパ漏(がいりんぱろう)
蝸牛窓(かぎゅうそう)、前庭窓(ぜんていそう)が破裂して外リンパ液が中耳に流れ出るもの。

(4) 側頭骨骨折(そくとうこつこっせつ)
側頭部を構成する骨の骨折で、外耳、中耳、内耳などにも外傷があることも多い。また、顔面神経麻痺が生じることも比較的多いです。反対側の耳の内耳震盪を合併することもあります。また、内耳道を含め、内耳周辺に直接的な損傷がある場合、損傷した側の耳が全く聞こえなくなることが多いようです。基本的には点滴(内耳震盪のときと同様)と安静で経過をみますが、顔面神経麻痺などを伴う場合には状況(麻痺の程度、進行の具合、聴力検査、神経の機能的な検査)によって早期に手術による回復をはかることもあります。

(5)後迷路性難聴(こうめいろせいなんちょう)
迷路とは内耳を指します。後迷路とは、内耳より奥、という意味です。つまり、聴神経から脳に至る聴覚伝導路のいずれかが障害された難聴です。脳のCT検査や特殊な聴覚検査で診断されます。基本的には脳外科的治療ということになります。