名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.07.14 金曜日

自動車の評価損は?

事故車の値段は下がってしまう。  交通事故でしばしば問題になるのは事故に伴う評価損だ。保険会社は必ずと言っていいほど評価損は賠償しない。それどころか、評価損は裁判でも認められないと豪語する者もいるから困ったものだ。    事故によって経済的損失をこうむれば賠償しなければならない。事故によって査定価格が下がるのであれば当然賠償の対象となる。確かに軽微な事故の場合、事故により評価が落ちることは少ないだろう。    そのため問題はどのような場合に評価落ちになるかという点である。これはけっこう微妙な問題で単純ではない。交通事故によって性能が疑われるような結果になれば価格が下がるから評価損はあるだろう。例えば、駆動系に修理が必要となった場合には、修理が行われたとしてもなおも、不具合があるかも知れないと思われるから評価損が生じると思われる。    評価損は通常修理代の1割程度とされているが、これも明確な基準はない。自動車査定を出して事故落ちがあれば、それが損害ということにもなる。