2017.03.19 日曜日
豊橋発:交通事故 高次脳機能障害と症状固定
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高次脳機能障害は脳機能,つまり様々な感覚やそれと結びつけられた記憶,思考というような高度な脳の機能が壊されてしまうような場合を言います。
この高次脳機能障害では交通事故との因果関係や被害の程度を明らかにするのは難しいものがあります。それは,記憶や,気性,判断能力というある意味無形の被害とも言える部分があるからです。
加えて,被害自体の変化もあります。良くなってくることもあれば,悪いままのこともあります。記憶が傷害されても本人の努力によって日常生活を送っていくこともあります。リハビリテーションによって回復することもあります。
こういう事情を考えると,症状固定の時期の判断も難しくなります。症状が重いうちに症状固定した方がよいと思う時もありますし,改善することからぎりぎりまで待とうということもあります。これは家族,本人とよく協議して決めるべきこといなります。
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