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環境問題

環境問題への取り組み

私たちは、持続可能な社会を実現することを重要な使命の一つとして掲げており、それぞれが多様な環境問題に法律家として取り組んでいます。
弁護士法1条1項は、弁護士の使命として「基本的人権の擁護」と「社会正義」の実現を掲げており、私たちはこれに深く共感し、公害事件に代表されるような人権侵害や不正義と闘うことを重要な使命と考えています。
他方で、弁護士法1条1項には、権利を行使することが困難な自然、将来世代のことが書かれてはいません。
私たちは、こういった声なき声を拾い上げ、自然や将来世代のために環境を保全していくことは「社会正義」に適うものだと考えています。当事務所の事務所名でもあるEnvionment(環境)とJustice(正義)もこのような考え方に由来しています。
気候危機はもはや取り返しがつかなくなる地点が目前に迫っており、希少な自然環境が急速に失われつつあります。私たちは、このような時代において全ての人や自然への愛情を持って、上記のような正義を実現するべく、環境保護の取り組みを進めています。

具体的には私たちの多くは、弁護士会の公害対策・環境保全委員会等に所属し、
そのメンバーとして、政策提言や情報発信、自治体向けの条例作成支援等の活動を行っています。
JELF
JELF また、私たちは全員が一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)に所属しています。JELFは法律的な知識や手段を使って、環境を保護する活動をしている法律家による全国ネットワーク組織(NGO)であり、47都道府県に約450名の会員がいます。JELFの事務局事務所は当事務所内に置かれており、実質的にJELFの活動を支える重要な役割を当事務所が歴史的に担ってきています。
みどりの遺言
「みどりの遺言」プロジェクト JELFの行うプロジェクトの一つに「みどりの遺言」というプロジェクトがあります。これはJELFが環境保護団体に対してガバナンス・コンプライアンス評価や社会的意義と事業の持続可能性という観点からの審査を行い、審査をパスした環境NGOを推薦団体とし、環境NGOへの遺贈・寄付を検討されている方に対して紹介し、遺言作成などについてのアドバイスや書類作成の支援をするプロジェクトです。当事務所の複数の弁護士がこのプロジェクトに中心的に関わっています。
自然の権利基金
自然の権利基金 更に、当事務所は「自然の権利基金」を支える役割も担ってきました。「自然の権利基金」は1995 年、鹿児島県・奄美大島のゴルフ場開発問題に対し、アマミノクロウサギなどを原告とした「奄美 『自然の権利』訴訟」が提訴されたことをきっかけに設立された団体であり、自然保護のために裁判などの法的手段を利用する市民やNGO に経済的支援をしているほか、情報提供や活動報告誌の発行などを行っています。
以上のような団体を通じた活動の他に
私たちが取り組んでいる環境事件は以下の通りです(以下に掲げるものはごく一部です)

私たちは常に時代の最先端の環境問題を大局的に捉える広い視野を持ちつつ、地球環境問題から身近な地域の環境問題まで、多様な環境問題に取り組んでいます。
環境問題に関する相談は私たちにお寄せください。
仮に私たちだけでは対応できない問題についても私たちの持つネットワークを生かしてできる限り対応させていただきます。
また、環境問題に適切に取り組む企業・団体の支援も積極的に行っています。詳細は「環境とビジネス」のページをご覧ください。